2008年07月13日

ベーコン(井上荒野)

 今日は素敵な来客が。ひるねがヘビロテしている洋服の作り主です。ますます腕をあげたようで、すごい。わがまま盛りのひるねと、かくれんぼ(不毛)やペンギンごっこ(激務)を行ってくれました。才女の能力を浪費させてしまって、すみません。また遊んでね。

ベーコン  ひるねが満足げに早寝をしてくれたすきに、メモメモ。43冊目は少し前に読んだ本ですが、「ベーコン」(井上荒野著、2007集英社)です。9編収録。タイトルがどれもお料理の名前で、おいしそうなかおりのする話ばかりでした。ただし、物語はどれもいびつな形の幸せを描いています。

 8作品で不倫が登場。残りの1つもワルい男の子に引きずられて落ちていく女子中学生というろくでもないわるーい話。どの話も料理がとてもおいしそうに、効果的に使われていました。

 落ち着いた風情の短編集で、文章もきちっとしていて、展開にも引き込まれ、気持ちよく読みました。ひとつぐらいスカッと気持ちいいのがあってもよかったけど、「クリスマスのミートパイ」は明るいし、「煮こごり」は痛快といえば痛快かしら。

 もう少しこの人の本を読んでみます。

 

posted by szはる at 19:28| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書メモ(日本の文学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
偶然,私も最近図書館でこの人の本借りました。
いろんなハバがあるみたいで・・・。
また読んだら感想聞きたいでーす。
Posted by タカギ. at 2008年07月13日 21:21
>タカギ
 おお。私はこの人の本初めて読んだんだよね。タカギは何を読んだの? 比較的渋めで私の好みな予感がしてるんですが。どうしよう、次のがポップなファンタジーとかだったら引いちゃうかも(笑)

 また感想かきまーす。何から手をつけようかな。

 

Posted by szはる at 2008年07月14日 14:11
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男性にはつらい……:ベーコン
Excerpt: ベーコン作者: 井上 荒野出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/10メディア: 単行本 第139回直木賞受賞者、井上荒野の138回直木賞候補作。 かなり女性向けの小説に見受けられた……。..
Weblog: 本読みの記録
Tracked: 2008-07-26 20:29